12月5日 新店舗視察レポート

11月30日

僕の実家から数十分のところに新しいパチンコ屋がオープンした。最寄りのホールの状況が悪化し、パチプロ廃業の危機に瀕していた僕にとってこれは最高のニュースであり最悪の状況が続くことを示唆していた。

 

というのも、僕自身この生活に疑問を抱いており、バイトを増やすことを前向きに考えていたからだ。

 

とりあえず用事をすべて済ませ、目当てのホールの最寄り駅へと向かう。

(今回の実践記事は写真が1枚もありません。ごめんなさい。)

 

その店はパチンコ館とスロット館に別れており、ひとまずパチンコ館に入った。

 

店内に入ると、昼過ぎということもあり4円パチンコのメイン機種は全て埋まっていた。准メイン機種の源さんの釘を拝見させてもらう。グランドオープン5日目とはとても思えないほどの微妙な釘。ボーダープラマイ0〜マイナス1ほどであろうか。これは通常営業になったときには貸し切り状態でプレイすることになるであろう。

 

2階へ上がり、1円パチンココーナーも見てみる。最近は通常レートではなくいわゆる低貸しに力を入れている店舗が多い。この店にも低貸し機種は200台近くと県下最大級の台数を有しており、力を入れていることが伺える。

 

すると期待値の台がちょうど空いた。

低貸しなので1台の価値は低いが、これがバカにならない。ここはありがたく頂戴しよう。

 

1台目 エウレカ 甘 天井まで残り86回転

 

打ち始めてまもなく僕は軽く感動した。

低貸しの甘デジで等価交換のお店なら普通は1000円あたり55回転ほどでかなり不利な勝負を強いられるのだが、このお店はなんと88回ペースで回った。これは上ムラだろうと1000円とりあえず回す。すると少し落ちたものの83回回った。これからも低貸しに力を入れていくという「覚悟」が伺えた。

 

程なくして僕の引きの弱さが後を奏し残り86回では当たらず、天井を迎えた。

 

投資は1400円、3連もすれば十分捲れる金額。

すぐに当たり、一番良い振り分けを獲得した。

 

 

 

 

単発だった。

頭では理解っていても心が理解できなかった。負けたことが悔しいんじゃない。単発という不幸に見舞われたのが悲しかった。

 

 

この時点で持ち玉は800発。失意のまま玉を使い切ろうとして座った台が、

 

 

ドラドラ天国

 

この台は99分の1で当たる甘デジと同じ確率でありながら、規制をかいくぐりミドル並の出玉力を実現した台だ。出玉力と言えば、声優の上田瞳さんは顔が強すぎて、一目見ただけで数万円勝った気分になれるほどの出玉感のある顔を持っている。読者はぜひ検索してみてほしい。

 

座ってすぐに点棒のランプが青く光った。

すると変動開始時金保留に変わった。やはり金保留は良いもので、もちろん当たった。

 

ここからは振り分け1対1で450発か2400発のどちらかが手に入る。まさに天国と地獄だ。振り分けには自身があるので、もちろん2400発を勝ち取った。これは偶然でなく必然の勝利だ。

 

激闘が一通り終わり、今度はスロット館にお邪魔する。するとグランドオープン期間で昼過ぎなのに、空き台が目立つ。しかも箱が小さく役600枚で1箱の見立てなのに対し、箱を使っている客が3割ほどしかいない。この店はリセットや期待値狙いのみで立ち回ることになりそうだ。

 

 

総評になるが、この店はこれからパチンコに力を入れていく気概を感じた。店内も綺麗で、釘の状況に疑問を感じたが、等価交換ということもあり、全体的に甘めの調整ということだろう。近隣の店舗よりかは状況は良く感じたのでこれからも足を運ぼうとは思えた。

 

 

 

さて、僕は中野さんを見届けに新橋へ向かうことにしよう。